感染者の声を聴く

2022年3月15日

すでに記したが、私たちは数字をすらどうとも感じていない。最初2000年、全都道府県に緊急事態宣言が発令された日の新規感染者数は576人、全国の学校に休校の要請が出た日の新規感染者数は、18人だったのである。どちらも日本全国の数字である。
 
しかし、ここへきて一日数万人というレベルであるのに、減少の言葉にすっかり喜んでいる雰囲気がある。街も電車も人混みばかり、施設に入るときの消毒も、果たして半分の人が実施しているだろうかという具合。マスクを外している人も目立って多くなってきた。もちろん、個人的な事情の人がいることは理解しているが、見ている限り、そのためであるようには見えない。
 
インフルエンザと同じじゃん。そんな声も聞こえる。そして、かねて自ら決めていた基準は捨てて、お上が下した「解除」により、集会を再開する教会、あるいはまた、解除すらない中でどんどん集まろうと呼びかける教会もあった。
 
医療従事者をはじめ保健や介護関係の現場の人々がどれだけ苦労し、どういう情況の中にあるのか、まったく想像力がないばかりか、祈りすらしていない。リモート礼拝をしていますと言っても、画像も音声も酷いレベルで、届けようという思いが全くないのと同様の状態が2年間も続いているなどの例もある。
 
いずれ触れるが、キリスト教会に信頼が置けるかという調査では、神社や寺院に対して信頼が置ける側に立つ人の半数しかいない。確かにその通りだと思う。内部にいる者が、信頼できないのであるから。
 
体験者の声がこのように聞かれるのは、ありがたい。大変な苦労をされた方の言葉に心を傾けたい。



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