子どもと教会で遊ぶ

2018年2月20日

教会でバザーをするのは久しぶり。寒空の下で呼び込みに声を嗄らしていましたが、子どもたちがスライムをつくるから来てほしいと呼ばれ、一緒につくることに。子どもと遊ぶネタとして、職場でよくやりました。
 
と、スライムの中にビーズを入れてみよう、という話が。これは職場ではしなかったなぁ、と見ていると、これも入れていいよ、と準備されていた発泡スチロールのビーズの袋が出てきました。
 
スライムを入れるためのプラスチックコップもそこにあります。
「あのー、少し道具もらって別のつくってもいいですか」
寛大な係の方が許してくれたので、私はコップにビーズを適量入れ、もうひとつコップをかぶせて蓋をつくり、テープで固定しました。そして、シャカシャカとシェイクします。小学生の子が、何しているのと興味を持ったので、振ってごらん、と何十秒か振らせました。
 
そして、外から指を近づけてみてごらん、と促すと、あら不思議。ビーズが指から逃げていくではありませんか。すると、近くにいた子どもたちが集まってきました。子どもたちばかりではありません。さる聖書学の権威の先生も、しばらくの間はまっておいででした。
 
思い出します。小学生の教会学校あるいは子ども礼拝の場で、ひととおり聖書を中心にして礼拝を共にした後、お楽しみコーナーとして、毎週何か遊びを考えてやっていたなぁ、と。定番はブンブンゴマで、年に一度はやっていましたねぇ。パズルや対戦ボードゲームをこしらえたり、紙でミウラ折り(ご存じですか、人工衛星のパネルから地図にまでこっそり応用されている折りたたみ方です)を体験したり……。聖書の学びのプリントも作成していましたが、最後に載せるしょうもないクイズに子どもたちはやけに熱中するものでした。
 
子どもたち同士で相談して問題解決をさせ、むやみに説明を加えないというあたり、よく考えてみれば、いまの時代のアクティブ・ラーニングを、知らず識らずのうちに実践していたのかもしれない、とも思います。



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