いじめの背景への一考察
2003年2月1日

 ウルトラマンが変化しているといいます。怪獣を一方的に悪だとやっつけるのは「いじめ」ではないか、という反省からか、怪獣はよその星に行ってもらうことにする、みたいに。
 昔話が改変され、「かちかち山」でもお婆さんは死なず、たぬきも生かされるといったストーリーになっているとか。イソップの「アリとキリギリス」(原作では「アリとセミ」)でも、キリギリスがアリに最後に恵みを受けるストーリーが語られているとも聞きます。
 どうにも、そんな風潮です。
 一見、それは平和のようです。誰もが仲良く、不幸が生じないように円満な結末を迎えて、結構なことのように見えます。
 でも、物語が平和に解決されるよう改変することで、実生活にも平和がもたらされていると言えるのでしょうか。
 正義が栄え、悪が滅びる。かつての単純な図式は否定されています。どちらにも分があるという考え、相手の立場も考えましょうという思いやりが、物語に反映されているのでしょうか。
 それにしては、このごろ、自分こそが正義だとの信念から、無関係な人々に対して、集団で天誅を自ら下すという行為――これを「いじめ」と呼ぶことには、あまり異論はないと思われます。あるいはもっと厳しい言葉で表現したほうがよいのかもしれませんが――が、多く聞かれすぎるように感じるのです。
 以下の引用は、すべて2003年1月の報道内容です。



1.朝鮮学校生徒への犯罪

From: webmaster@asahi.com
Date: Thu Jan 30 2003
Subject: 朝鮮学校生徒に暴行や嫌がらせ

 東京朝鮮中高級学校(東京都北区)の具大石校長は30日、高級部1年の女子生徒(16)が29日朝、通学途中にJR埼京線の武蔵浦和―赤羽駅間の車内で、若い男にチマ・チョゴリのスカートの後ろ側を刃物で約7・切り裂かれたと発表した。女子生徒は警視庁に被害届を提出した。
 在日本朝鮮人人権協会によると、昨年9月の日朝首脳会談後、全国の朝鮮学校で確認した嫌がらせや暴行などの被害は319件。生徒が停車中の電車からホームに突き飛ばされたこともあったという。
 具校長は「日本政府の在日朝鮮人差別政策とマスコミの偏った報道姿勢が被害を招いている」との談話を出した。 (20:41)


 言わせてもらえば、「卑劣」です。関東大震災のときに朝鮮人を虐殺した時期と、本質的に何ら変わっていないのでしょう。
 もちろん、「マスコミの偏った報道姿勢」という点も見逃すわけにはいきません。このことについては
「異質なものへの想像力」もお読み戴ければ幸いです。
 これは「いじめ」というより明らかに犯罪です。善良な市民に意図をもって危害を加えるということを「犯罪」と呼ばないで、何と呼びましょう。たとえ実行に移すことがなくとも、心の中でこの行為に賛同するような人は、少なくとも北朝鮮の拉致問題を非難する権利などまったくありません。



2.万引きされた書店への集中砲火

万引き中3死亡事故で嫌がらせ電話、書店閉店へ?

 川崎市川崎区の古書店で同区内に住む中学3年の男子生徒(15)が万引きした後、近くの京浜急行踏切内で電車にはねられ死亡した事故で、警察に通報した古書店に対し、「人殺し」「配慮が足りない」などと非難する電話やファクスが相次いで寄せられていたことが30日、わかった。ショックを受けた店長の男性(44)は近く閉店する意向を漏らしており、店頭に謝罪文を張り出した。

 男子生徒は今月21日夕、漫画本6冊を上着の中に隠して万引きした。防犯カメラで様子を見ていた店長が呼び止めたが、生徒が連絡先を話さなかったため、警察に通報。生徒は川崎署員が署へ任意同行しようとしたところ逃げ出し、電車にはねられた。

 古書店は26日から休業中で、店頭に張り紙を掲示して経緯を説明。「配慮が足りない」との指摘に対して、「尊い命が失われたことを重く受け止めております。返す言葉がありません」とした上で、「年間10人以上の万引きの対処に加え、実害がその何倍に及んでいる。捕まえた一人一人に対するきめ細やかな配慮まで行う心の余裕がなく、性格や置かれた環境、背景を的確に洞察する能力はなかった」としている。川崎署によると、男子生徒の両親は「子どものせいでこんなことになってしまい申し訳ない」と話しているという。(読売新聞)
[1月30日14時35分更新]


 お気の毒です。書店には何の非もないと言わざるをえません。しかし、死者を鞭打たないという美学があるせいか、この中学生はもはや正義のように見られてさえいるのです。個人的に、この辺りの心情の中には、死者を何でも「神」とする日本本来の(仏教にも先立つと思われる)精神があって、この中学生をある種の「神」として祀りあげ、その怒りを代弁しようとする心理が働いているのではないか、という気がします。如何でしょうか、梅原猛さん。
 犯罪の被害者に対する圧力。それは私自身も体験しました。マンションで車を壊されたのですが、被害を訴えた私のことを管理人は罵倒し、加害者とだけ仲良くしていました。
 まったく、この国の社会は、被害者にはひどく冷たいものがあります。「いじめられる方に原因がある」という論点はしばしば聞かれるものです。それゆえ、「いじめ」はどこまでも正当化される可能性を残しており、なくならないのです。子どもはどこか気づいても、おとな社会にいじめが蔓延しているものですから。
「いじめ」が本当にはびこっているのは、子どもでも、学校でもありません。一般のおとなたちの社会、世の中そのものです。
 だから、ここで取り上げたようなことが起こっているわけです。



3.姫島村の成人式事件

着物の成人式村が出席拒否 HPに批判殺到 大分・姫島村
 国東半島沖の離島、大分県姫島村(人口約二千八百人)で行われた成人式に着物姿で来場した女性が出席を拒まれ、同村のホームページ(HP)に村側の対応を批判、抗議する書き込みが殺到していることが二十日、分かった。

■6日間で4万件超 嫌がらせも

 成人式は村教委が主催して十二日に行われたが、成人代表でもある女性だけが着物姿で会場に来たため、村教育長が「着物を用意できない家庭もあり、一九六九年から着物での出席を禁じている」などと説明、着替えて出席するよう説得した。しかし、女性は「理解できない。何を着ても自由なはず」と主張、出席せずに帰宅した。式には女性を除く三十五人がスーツやワンピースなどを着て出席した。

 村のHPは二〇〇一年三月に開設され、総アクセス数は計約三万件だった。しかし、問題が表面化した十五日以降、接続が急増し、二十日午前までの六日間で四万件を超え、書き込み欄「夜なべ談議室」には一千件以上のメールが殺到した。一部は「決まりを守れないのは困りもの」などと女性を問題視しているが、大半は村側を批判。内容は日を追ってエスカレートし「島への観光をやめよう」「地震でなくなってしまえ」など、今ではほとんどが嫌がらせになっている。

 藤本昭夫村長は「多くの村民が望んでいる以上、(成人式は)今の形を守りたい。あくまでも村の問題で、外の人の声には反応できない」としている。(西日本新聞)
成人式「着物拒否」で攻撃 姫島村のHP 掲示板を閉鎖
 着物姿の女性の成人式出席を拒否した大分県姫島村のホームページ(HP)に村の対応を批判するメールが殺到した問題で、大量の悪質ないたずらメールやウイルスが送付されるなど事態が深刻化、同村が「どんな意見や批判も聞く」として公開してきた掲示板が閉鎖に追い込まれたことが二十二日、分かった。

 閉鎖されたのは、自由に書き込みができる「夜なべ談議室」。成人式の問題が表面化して抗議や批判のメールが急増。二十一日には総アクセス数が十万件を超え、内容が記されていなかったり、同じ言葉を繰り返したりするメールが殺到。同じ発信者が意味不明のメールを数分置きに計一万件以上送る例もあった。村のパソコンには、システムを破壊するウイルスを添付したメールも送られてきた。

 このため村が契約している接続業者(プロバイダー)の他の契約者がインターネットに接続することも困難になり、二十一日午後に閉鎖した。HP自体への接続は可能。

 村総務課は「ほかに打つ手がなく残念。意見があるならば役場で直接、お聞きしたい」としている。(西日本新聞)



 同情すると共に、匿名の集団いじめに怒りを覚えます。
 着物を用意できない家庭云々というのは、着物をこの島の中で揃えることができず、本土に渡る必要があるということで、渡っていろいろ揃えるためには、一定のかなりの負担がかかるという計算のもとに、三十年ほど前に決められたという話です。また、成人式自体、島に帰省しやすいように、わざわざ日程を他とずらして開くなどの配慮もしているそうです。当の女性も以前から疑問をぶつけていたらしく、その気概もなかなかですが、少なくとも、島という具体的な生活の場を想定することなく、これを権力の横暴だとか自由を禁じる圧政だとかいう思いこみで糾弾する権利は、外部の者にはありません。
 もしそんな糾弾が正当化されるならば、私はもっと言いたいことがあります。日曜日に運動会を開くのは信仰の自由(少なくとも宗教活動の自由)を侵害している、と。日曜日に自治活動を行うのも同様だ、と。
 
 大衆の感情的な意見だから、大目に見てほしい、と願う向きもあるでしょう。いえ、この不思議ないじめの図式は、感情とか知性とかいう区別でなされているのではありません。ある教養豊かなメールマガジンに、次のような暴走がありました。

 そしてできれば、民主主義のために、大分県姫島村を糾弾し、権 力者を弾劾できるよう、いっそうの批判を強めていきましょう。日 本にファシズムは要りません!

このメルマガの内容にかんするご意見ご批判、「世の中には歩けな いひともいるのだから、健常者の歩行も禁止」かよ!、大歓迎です。


 気づいていないのです。自分がまさにその「ファシズム」をやっていることに。
 そして、知性と教養をモットーとするメンバーが、この姫島の「ひ」の字も理解することないままに、一方的にこれは「悪」だと匿名の卑劣ないじめを是としており、自分がそういうことをしているという自覚すらないわけです。

 匿名性のゆえでしょうか。このメルマガ発行人も、ハンドルネームしか表していません。掲示板にしろ何にしろ、実名を出す必要なく発言できるネット社会においては、その匿名性のゆえに思い切って言える場面があるというのも事実ですが、だからこそ、発言者の本性・本音が露骨に現れることになります。ここで取り上げたような数々の卑劣な攻撃は、まさにネット社会の隠れ蓑的な側面が作用していることになるでしょう。その点で、ネットはいじめを加速していることになります。もちろん、それはネットの責任ではありませんが、元来自分を神とすることをよしとする精神的地盤がある場合には、そうなることが分かっていてネットを使わせた、というような責任が問われないとも限りません。
 ここでもまた、想像力の欠如が見られますが、このように「いじめ」は、かつての校内暴力時代に比べて治まったかのように見えるにしても、むしろその世代が十分おとなとして社会を形成している中で、確実に社会の「空気」として活動している、いやむしろ社会と人心を支配しているとさえ言えるのです。



 話題を最初の問いに戻しましょう。
 物語をソフトにすれば平和になるのか……おそらく逆ではないかと思うのですが……。物語の中で、人間の残虐性や危険性について認識していくことを押し隠すならば、その残虐性は、現実の中に現れていくことになるのではないか、という危惧を私は抱きますが、残念ながらそれが実際に起こっているように見えます。
 物語の中で正義と悪とを峻別するやり方が退けられている風潮。まるで、二元論が否定されるかのようです。日本では、朝日新聞の元旦の社説にも見られたように、今また、西洋の二元論を否定して日本のアニミズムが優れているという考え方が頭をもたげています。説得力を増してきているように見受けられます。
 果たして、二元論を否定することが、平和を作るのでしょうか。結局二元論を否定することは、漠然と自分が神になることを許している、危険な兆候だとは言えないでしょうか。



書店の話には、2月1日、次のようなニュースも入ってきました。必ずしも、ネットの声は、いじめだけではないという実例にもなります。そう、どんな道具でも、よい方向に使われることはあるものです。なんとか立ち上がって戴きたい!

from: YOMIURI NEWS CAST
Date: Sat Feb 1 2003
Subject: 万引き中学生逃走死の古本店、励まし受け再開へ(14:57)

 川崎市川崎区の古本店で万引きが発覚し、警察官に任意同行される途中に逃げ出した男子中学生が電車にはねられ死亡した事故で、廃業の意向を示していた古本店の男性店長(44)が1日までの読売新聞の取材に、「多くの励ましを受けた。いったん営業を再開しようと思う」と語った。一方で「心の整理はついておらず、店を続けられるか自信はないが……」と、揺れる気持ちをのぞかせた。
 店長によると、先月21日の事故後、「人殺し」「配慮が足りない」などの電話が入り始め、休業する前日の25日までに約20件あった。直接、抗議に来た人も2人いたという。
 閉店を考えた経緯については「対応に落ち度はなかったと思っていたが、間違ったことをしたのではないかと自責の念にかられ始めた」。「今後、同じ事が起きたら、どうすればいいか」などと不安感を抱いた。
 休業後、店を統括する都内の本部に電話やEメールで、「『悪いことは悪い』と毅然(きぜん)として対処することは大人の義務」などの声が殺到していることを知った。店長は「休業前は批判的な声しか耳に入ってこなかったので安心した」と話している。(2月1日14:57)


From: webmaster@asahi.com <>
Date: Sat Feb 1 2003
Subject: 万引き容疑少年逃走死で批判、書店閉鎖 再開へ励ましも

 万引き容疑で警察官に任意同行を求められた川崎市内の中学3年生(15)が逃げようとして電車にはねられ死亡した事故で、通報した川崎市川崎区にある古書店の店長(44)に「配慮がない」などの批判が寄せられ、店長が店を閉めていたことが分かった。店長は1日、記者会見し、閉店後に「通報は正しい」との意見が多数寄せられたことから「廃業するかどうか、もう一度考え直したい」と語った。
 店長によると、事件後、対応を非難する匿名の電話が店に約20件寄せられた。中には「人殺し」と言って切る電話もあったという。悩んだ末、事故5日後の26日朝に「意見を真摯(しんし)に受け止め廃業します」との張り紙を張って店を閉めた。
 「(通報したという)対応は間違っていなかったと思うが、そのことと中学生が亡くなったこととの気持ちの折り合いがつかず、精神的につらくなった」という。
 その後、張り紙を見た商店街役員が「店を閉めるべきではない」との手紙を寄せたほか、古書店チェーンの本社に「通報は正しい」と店長を励ます内容のメールが約1000通寄せられたという。
 店長は「激励をもらったことに驚いている」として、「閉店を決めていたが、結論は出し直したい」と語った。
 川崎署によると、中学生は21日午後、マンガ本6冊を持って出ようとしたところを店長が呼びとめた。正しい名前や学校名を言わないとして、110番通報した。署員が署に同行しようとしたところ、走り出して遮断機が下りた踏切をくぐり、電車にはねられたという。(20:17)


2月01日 22:42
万引き少年踏切死:古書店長が再開検討 相次ぐ激励きっかけに

 川崎市川崎区の古書店で万引きをして逃げた中学3年の男子生徒(15)が踏切で電車にはねられ死亡した事故で、「人殺し」などと非難を受けて廃業を宣言した古書店の男性店長(44)が1日、川崎市で記者会見し「いろんな意見を聞いて結論を出したい」と廃業を再検討することを明らかにした。この問題が新聞などで報道された1月31日以降、1000件を超える激励が届いたことがきっかけになったという。取りあえず3日に店を再開し、その後、存続か廃業かを最終的に判断する。

 会見には、古書店がフランチャイズ契約を結んでいる会社の事業部長が同席。事業部長によると、「店をやめないで」などの店長への激励がメールで700〜800件、電話などで200以上届いた。

 店長は「激励してくれる人の多さが分かった。(多くの激励を)結論を出すための考慮に入れたい」と話した。店は最終的な結論を出すまでは続けるという。

 店長によると、事故後、店に約20件の非難の声が寄せられた。「配慮が足りない」「人殺し」などもあり、事故の3日後から多くなった。店長は「(自分に)落ち度はなかったが、少年の死との折り合いがつけられなかった。閉店が納得される形かと思った」と当時の心境を語った。

 廃業を宣言する紙を店に張り出した後も「家に引きこもっていた。気持ちの整理をつけるため、テレビなどは見なかった」と打ち明け、苦渋を抱える胸の内をのぞかせた。【高橋慶浩】

◇店頭に謝罪文 事件の経過

 川崎市川崎区の古書店で1月21日、万引きした中学3年の男子生徒(15)が逃げ、電車にはねられ死亡した事故があった。直後から、書店に「人殺し」「配慮が足りない」といった非難の電話などが相次ぎ、書店店長は同26日、突然、書店を休業したうえで、店頭に謝罪文を張り出し「閉店・廃業することにした」と告げた。店側は男子生徒が漫画6冊を盗んだのに気づき、110番通報。生徒は川崎署員に任意同行を求められて逃走した。

◇本社にも多くの反響

 「世の中が変だ」「悪いことをとがめて、なぜ非難されなければならないのか」――。この問題では毎日新聞にも多くの反響が寄せられた。どれもが、不正行為に毅然(きぜん)と立ち向かえない風潮の広がりを懸念する声だ。

 「書店に『人殺し』と言ってしまう世相に大きな怒りを感じます。『万引きはそう悪いことではない』という感覚が、私たち自営業者を苦しめています」。北九州市でコンビニエンスストアを経営する女性(45)は万引きの実害の大きさを訴える。「朝、息子と同じような少年、昼、同世代のサラリーマン、夜、母と同年齢の老人を捕まえた日など、やりきれなくなります。『悪いことを注意する』。それは大人が毅然とした態度でやるべきです」。

 埼玉県の主婦(40)からは「万引きは犯罪だと、いったいだれが説明してやるのでしょうか。正義がなくなっていく昨今をうれえています」との声が寄せられた。

 また「世の中が変だ。なぜ万引きを注意した店が非難を浴びるのか。少年が亡くなったことは悲しいし、つらいが、注意したことは間違ってません」という神奈川県の主婦(34)からの意見もあった。 【川久保美紀】

◇記者会見でのやりとりは次の通り。

 ――閉店を決めた経緯は。

 店長 特に落ち度はなかったと思っているが、それと1人の少年の死との折り合いがつけられなかった。こうしておけば良かったと指摘されれば、否定できないし、端的に「人殺し」という表現もあって、精神的につらくなった。これまで万引きに何件も対処してきたが、結果的に不幸な事故が起こった。自分の考えと違う意見を持っている方が多くいるのも分かり、苦渋の決断だが、閉店が皆さん納得する形ではないかと、その時点では思った。

 ――「人殺し」という非難も電話でか。

 店長 店に来た人に言われた。電話でも似たニュアンスの言葉があった。

 ――どんな人から非難があったか。

 店長 声から判断してだいたい30〜40歳以上。女性が若干多かった。(名を名乗った人は)いない。

 ――激励もあったのか。

 事業部長 (会社に)1000通以上あった。うちメールが700〜800通。「頑張って、店をやめないで」という意見が大多数だ。

 店長 大変ありがたい。激励してくれる方が多くいることが分かりうれしい。
[毎日新聞2月1日] ( 2003-02-01-22:45 )
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