8月14日、戦後80年

2025年8月14日

沖縄戦では、組織的な戦闘が終わったのは6月23日とされている。牛島満司令官らの自死により、組織的な戦闘が不可能になったからであろう。しかし実質、戦闘は続いており、皇民化教育により、あるいは直接的に日本軍により、住民が死ぬ事態はまだ続いていたという。
 
太平洋戦争で、組織的な戦闘が終わったのは8月14日と見てよいだろう。天皇や軍関係者が自死したわけではないが、ポツダム宣言受諾を10日に決定した後、「終戦の詔勅」に天皇が署名したのである。(私の認識に誤りがあったら修正お願いします)
 
もちろん、戦争終結は国際的な規定からすれば、東京湾上でアメリカ軍艦ミズーリ号上に於いて日本が降伏文書に調印した9月2日である。
 
戦争について「責任」を追及しても、何がどうなるというわけではないかもしれない。しかしそれは、これからの事態に於いて私たちの誰も「責任」を負うはずがない、という思い込みとは、また違うものであろう。
 
8月15日という日付は、意図的に変更された「記念日」である。それは、「責任」という概念を、私たちから消し去る力をもつものではないか、と私は考えている。だから、「15日」を当たり前とする声は、たとえ軍備や天皇に批判を加える者であっても、そこに呑み込まれてしまっているということに気づかなければ、自分もまた加担する者と変わってゆくのではないか、と案じている。かつて、多くの国民がそうであったように。




沈黙の声にもどります       トップページにもどります