ものが壊れ続ける
2025年4月28日

もうずいぶん長い間家で休みなく働いていた冷蔵庫が、異音を放つようになり、新しいのを買った。両開きのドアがよいというので、同じ型の後継機であった。
電子レンジも、基本的な温めのほかが作動しなくなった。これは他社のものに替えたが、新しいものが届いて、快適になった。
実は、いちばん往生したのが、洗濯機であった。突然、動かなくなった。私が少しいじると、脱水だけは動いたが、洗濯のほうはどうにもできない。そろそろあれを……と狙っていた洗濯機を、どうしてもすぐに買わなければならなくなった。
それは資金があってなんとかなったが、問題は日々の洗濯である一度はコインランドリーに走った妻だったが、毎日それはできないので、手洗いをし、私たちもシャツを二日続けて着るなどの措置をとった。このために、妻の指が亜脱臼を来し、その後も痛みが増してきたので、いま通院治療をしている。
洗濯機事件から一か月、そうしたことがないと思っていたら、突然、kindleが動かなくなった。予兆も何もなく、突然のことだった。
デジカメも、長い間よく故障もなく頑張っているなあ、と思っていたら、先日、シャッターを押したら一瞬の間があって、真っ白に飛んだものが写るようになった。やばいと思い、あちこち触ってみていると、やがて元に戻った。だが、これも電子機器であるし、いつ突然どうなるか分からない、ということを思い知らされた。たぶん、SDカードのほうに問題があるのだろう、とは思う。パソコンで読み込めないようなときにも、たいていは原因はそこにあったから、さして慌ててはいない。いろいろ経験はしてみるものだ。
などと楽観していたら、今度はDVDデッキのリモコンが、時折作動しにくくなった。電池が旧くなったからだろう、と思った。こういうとき、電池をそのままくるくる回したり、体温でちょっと温めると再び作動することを知っている。案の定、ちゃんと働くようになった。ただ、電池の液漏れではないと思うのだが、電池ケースが汚れがちなのは気になっていた。一種の錆なのだろうか。
先日の朝、リモコンのボタンを押したはずなのに、画面が変わらないので、おかしいなと思った。あら、電源が入らない。いつものように電池をいじったが、うんともすんともいわない。ついに電池がなくなったのか、と思い、新しいのを入れた。が、同様に静寂を保っていた。テレビとリンクしたボタンを押したとき、これはまずいと思った。そこを推すと、光ることになっていたのだが、光らないのだ。つまり、電流が流れていないということだ。
これはまずい。電機店に行くよりは、こういうときウェブサイトに限る。Amazonを見たら、あるではないか。デッキとリモコンの型番を調べて検索すると、何種類もあった。できれば純正品がいいと探したが見当たらず、他から探すが、あまりに安いのは信用しないことにして、手頃な価格のを選んだ。昼前に注文したら、夜7時頃届けられた。
少し小さなサイズではあったし、単四電池と小さい電池になったが、ボタンはほぼ同様に並んでいる。が、電源が入らない。小さな説明書があり、電波を選ばねばならないことを忘れていた。無事に作動した。
形あるものはいつか壊れる。諸行無常というか、色即是空というか、分かりきったことではあるのだが、一度に畳みかけてくると、少し心が弱る。
草は枯れ、花はしぼむ。
しかし、私たちの神の言葉はとこしえに立つ。(イザヤ40:8)
地上の空しいものに心を奪われてしまわず、永遠のものを求めなさい。教会で教えてくれる聖書の知恵であり、救いの言葉ではあるのだが、できればこうした道具が、できるだけノーマルに動いてくれることを、と願う。
湯沸かしも浴室も、各蛇口も、リフォームせざるをえなかったので、少しずつだが、お金をかけて修理してきた。妻は、次はトイレだ、と計画している。これは修理ではなく、リノベーションということになるのだろうが、そうなると、長年夏の夜を苦しんできた妻が、エアコンが先だ、と燃え始めた。いまから、エアコンを注文しに出かける予定である。もちろん、最安値の小さなものを狙っている。但し、口コミで評判の悪いものだけはやめておくというポリシーが、妻にはあるようだ。