日大アメフト部の元監督と元コーチの記者会見

2018年5月23日

日大アメフト部の元監督と元コーチ(この後読まれる方にとりたぶん「元」だとして)の記者会見を先ほど初めて少し見ました。あまり社会的なことについては、被害者もいるし、風評となってはいけないので、内容はとやかく言わない主義ですが、形式ならぱ言ってもよいでしょうか。今日もまた一点だけ触れます。
 
記者会見、どうして二人一緒に会見しちゃったの? 別々にしなきゃ意味ないでしょ。しかも同時に、別会場で。どうしてこんな簡単なことに踏み切れなかったの?
 
日大が主催だからでしょうか。あの司会者は最低な態度でしたが、日大の意向をありがたく頂戴して会見に参加したのですか、記者の皆さま。一人ひとり別々に質問をしなければ、真相は簡単には出てきませんよ。
 
日大さん。元監督と元コーチの潔白を確信しているんでしょ。真実はひとつなんでしょ。だったら別々に会見させても問題ないじゃありませんか。真実はひとつなのですから、なにひとつ矛盾なく、二人が真実を口にすれば、むしろ潔癖が証明されるではありませんか。
 
しかし、もしも真実でないことを言っているのだとしたら、別々に質問をすれば、矛盾が生じます。どちらにしろ、ほんとうのことが明らかになるのですから、別々の会見にすべきだったのです。
 
旧約聖書続編をご存じの方は、きっとそう思われたはず。「スザンナと長老たち」をまだお読みでない方は、ぜひお読みください。西洋絵画に大もての物語でもあります。



入浴後にそのニュース番組をまた見ると、今度は政治の話でした。キャラクターが全部入れ替わっていたものの、なんだか同じ構図のニュースが報道されていたように見えましたので、不謹慎ながら、噴きだしてしまいました。すみません。



その後、学長の会見もありました。この監督とコーチに比べると、当事者でないせいか一応常識的な言い方ができているとは感じましたが、結局分かっていないという点については、呆れるしかないのかしら、と思いました。恐らく多くの人がそう感じたように。


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