たかぱん

 地震への備え

びっくり聖書解釈

 誰も「地震が起こる」などとは予想していませんでした。
 けれども、起こってからは、皆が「いつ地震が起こってもおかしくはないものだ」と言い合います。そうして、ふだんは、地震なんか起こらないだろう、起こったらそのときだ、とでもいうように、暮らしていました。
 たとえば、転倒防止の器具を、家具に取り付けていたでしょうか。
 食器棚の扉が簡単に開いて、中の食器が飛んでいくような構造になっていなかったでしょうか。
 本やCDが、無造作に重ねられていなかったでしょうか。
 何も、特別大げさな準備でなくとも、ちょっとした配慮があれば、家具も食器も被害を出さずに済むのです。時に、それは命に関わります。
 そんなことを考えているうち、私には、「主を待つ」というのは、そういうふうな、ごく簡単なことではないか、と思うようになりました。



だから、目を覚ましていなさい。いつの日、自分の主が帰って来られるのか、あなたがたには分からないからである。
(マタイによる福音書24:42/新共同訳-日本聖書協会)

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