たかぱん

  羊のひづめは分かれている?

びっくり聖書解釈

「ひつじって、ひづめは分かれているの?」
帰宅すると、いきなり質問。年賀状に、羊の絵を描いたらしい。けっこうディテールに凝るタイプの子です。
「偶蹄目か奇蹄目か、調べてごらん」
 だがあいにく、『こども大百科』にも『広辞苑』にも、羊の項目にそれは載っていません。
 聖書を開きました。レビ記11章。
「ユダヤ人は、羊を食べる。ということは?」
 ユダヤ人の、聖書に対する姿勢は、実に真面目で、こだわりをもっているということを、改めて認識させられます。生活のあらゆる場面において、聖書を基準(カノン)にしているわけです。聖書は「教え」でもなければ「歴史」でもない。自分が生きるための基準であり、マニュアルそのものなのです。そういった、切実さが、はたして自分の中にあったかどうか、反省させられます。



地上のあらゆる動物のうちで、あなたたちの食べてよい生き物は、
ひづめが分かれ、完全に割れており、しかも反すうするものである。
(レビ記11:2-3/新共同訳-日本聖書協会)

Takapan
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