たかぱん

 ダイエー危うし

びっくり聖書解釈

 ダイエーの経営は薄氷を渡るように続けられています。兆という単位の負債を抱える状況は、そごうやマイカルや寿屋が破綻していく中で、風前の灯火のようにも見られています。
 関連する「福岡ダイエーホークス」を売却するのかどうか、第三者は興味津々で見つめている様子。もしそうなったら、九州のプロ野球はどうなるのか、大ニュースとなるからです。もちろんダイエー側は、そんなことはまったく考えていない、との一点張りで、素振りをも見せません。経済的な効果からしても、球団を手放す必要なないのではないか、と素人目にも思えますが、はたしてこれからどうなっていくのか、目が離せません。
 ダイエーは、不採算の分野を次々と切り離して、負債の軽減に努めています。ハイパーマートはたかぱんも月に三、四度はまとめ買いで利用している、ありがたい店なのですが、経営上これは廃止対象なのだそうで、近い将来なくなるだろうと言われています。良い店なのに、どうして?と内心思っています。
 ホークスを応援するのに、近くのダイエーに行かず、わずかばかり安い別のディスカウント店へせっせと通う人……残念ながら、多いのです。ダイエーで買い物をすることが、球団を支え、選手を支えることになるのに。
「俺一人が買い物をするくらい、大したことない」と言う人がいます。それがすでに、まちがいです。それは、自分一人だけが例外となって、高みの見物をしようとすることです。
 2002年1月9日、いくつかの銀行は、ダイエーへの債権を放棄するという形で、痛みを伴う支援を検討すると発表しました。
 私たちファンも、口でホークスを応援するなら、手でも応援しなければなりません。お金をホークスへ送らなければ、いくら「がんばれ」と叫んでも、何にもなりません。
 あ。聖書にも、そんなこと、書いてありました。



もし、兄弟あるいは姉妹が、着る物もなく、その日の食べ物にも事欠いているとき、あなたがたのだれかが、彼らに、「安心して行きなさい。温まりなさい。満腹するまで食べなさい」と言うだけで、体に必要なものを何一つ与えないなら、何の役に立つでしょう。
(ヤコブの手紙2:15-16/新共同訳-日本聖書協会)

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