ファンなんだから
びっくり聖書解釈
2001年秋、地元のサッカーチーム・アビスパ福岡がJ2に降格することが決まりました。
福岡市が資金を提供しているチームですから、当然今後の支援について考えていかなければなりません。市は、変わらず支えていくと発表しました。
しかし、成績が悪いのだから金を出す必要などない、と言う人もいます。中には、自分はサッカーは好きだが……と断っておきながら、金を出すな、と新聞に投稿する人も。
もしかするとその人は、福岡ダイエーホークスが最下位を続けたときにも、自分は野球ファンだが、ホークスはもう応援しない、と言ったかもしません。
スポーツは、応援するチームに自分を同化させるといいます。チームが強ければ自分が偉くなったように思えるから応援する、弱ければ自分はそのチームと関係がないと言いたくなる……そういった人もいます。しかし、それはたぶん「ほんとうのファン」とは言えません……でしょう？ ファンだったら、どこまでもついていきたいですよね。
聖書には一カ所だけ「クリスチャン」という言葉が出てきます。新共同訳聖書では「キリスト者」とも訳されています。これ、キリストのファン、ということでもいいんじゃないかなあ。
このアンテオケで初めて、弟子たちがクリスチャンと呼ばれるようになった。
(使徒行伝11:26/口語訳-日本聖書協会)
た
か
ぱ
ん
ワ
イ
ド
