苦難の後に起こる出来事
チア・シード
マルコ13:24-27
エルサレム神殿の石は崩れ落ち、惑わす者が現れ、人々は敵対し合い、戦争が起きる。地震と飢饉に見舞われ、キリストの弟子たちは捕らえられ、そこで神の証言をする。憎むべき者が冒涜の言葉を吐き、史上かつてない苦難の時が訪れる。偽キリストや偽預言者が現れて、世を混乱させる。気をつけていよ。イエスは、世の終わりの兆しを語りました。
一人の弟子が、なにげなく神殿をすばらしいと呟いたときのことでした。その一言が、恐ろしい終末の描写を呼び起こしたのです。そして、こうした日々の中で決定的な出来事が起こることを、イエスは告げます。まず、天体の異常な現象です。太陽と月の輝きが消え、星は天から落ちるといいます。空に星々が張り付いていると古代人は考えていたのです。
このような言い方は、確かに人々を震え上がらせるには相応しい表現だったと言えるでしょう。天の万象は揺り動かされ、人々の慌てふためく様が想像できます。天体が狂うということは、世の全てが狂うということです。「その時」とイエスは告げます。そして「人の子が大いなる力と栄光を帯びて雲に乗って来るのを、人々は見る」と告知します。
これは、人々がそのような幻影を見る、という程度の意味ではありますまい。人々はただ目撃をするのです。確かにそうだと認識するのです。否、ここで「選ばれた者を四方から呼び集める」というのですから、これらの人々はただ呆然と見るだけで終わるのかもしれません。呼ばれなかった人々、主の救いに与れなかった人々のことなのかもしれません。
人の子に遣わされた天使たちが、地の果てまでくまなく行き巡り、選ばれた者立ちを集めてくるというのです。同じ時、「人の子が大いなる力と栄光を帯びて雲に乗って来る」と言いますが、「雲」とは何でしょうか。空に浮いて見えるというのでしょうか。真実はまだ分かりませんが、これらはとにかく、苦難の後に起こる出来事であるというのです。