チケットを確認せよ

チア・シード

ペトロ一1:3-9   


君たちの魂の救いが、終わりの時に現れてくるものとして、備えられている。筆者のメッセージはこれに基づいています。永遠のものを受け継ぐように、神は私たちを変えてくれました。その魂の救いは、信じる君たちにも与えられています。それが悪しき者から妨げられることがないように、神の力が、しっかりとガードしています。
 
イエス・キリストは、死者の中から蘇りました。立ち上がるというような言葉です。それにより私たちは、新しく生まれ変わったのでした。永遠の命への希望が生まれ、大いに喜んでいます。それでも、ただのハッピー万歳ではありません。何か試練があるでしょう。いえ、むしろそれは必然だとも言えるでしょう。
 
神が信頼していることに応じて、私たちも信頼で応えるという関係が成り立っていれば、どんなに力強いことでしょう。尊いことでしょう。このような救いが待ち受けているという宣言は、どんなにありがたいものでありましょう。礎がどこにあるかを知っているということは、なんと安心できることなのでしょうか。
 
信仰なるものは、ここに極まるのです。これを目指しているのであり、これに尽きるのです。いえ、この魂の救いは、もう与えられています。手にしています。それは、チケットに喩えることができます。コンサートのチケットを所有しているということは、あとは当日そこに行って見せさえすれば、所定の席が用意されているからです。
 
チケットは約束の証書です。自分のために用意された場所が、約束されています。そこに座る権利が与えられています。しかも、そのチケットときたら、自分で買ったものではないのです。一文無しの私には、その額は支払えません。それで、キリストが、代わりに支払ってくれました。命を懸け、命を差し出して、買い取ってくれた座席なのです。
 
その恩人たるキリストを、私たちは直接この目で見たわけではありません。でも、あしながおじさんとは違い、霊で出会ったことがあります。信じるという形で、出会っており、燃え上がる愛がその結びつきを保ちます。さあ、支払いは要りませんから、この信頼関係を築くのに私たちにできることは、せいぜいチケットを騙し取られないことです。


Takapan
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