たかぱんワイド・幸せのバイブル
聖書が伝える幸せのメッセージをともに

■ 幸せのバイブル


幸せって何だろう。誰もが問うことがあるだろうと思います。でもこの問いは、聖書と結びつきにくいと思う人がいるかもしれません。聖書はなんだか、もっと苦しんだり辛かったりする中で、苦難を乗り越える力を与える、といったイメージが伴うのかしら。
 
特にまた、旧約聖書となると、古代の血なまぐさい戦いがあったり、リアリティのない王様の支配物語があったりして、幸せ、などとのんびり口にしている暇がないみたいにも思えるかもしれません。
 
でも、旧約聖書は「幸い」という語を何百回も繰り返し、その多くで幸いを得ると励ましています。
 
わたしが命じるこれらのことをすべて聞いて守りなさい。こうして、あなたの神、主が良しとし、正しいと見なされることを行うなら、あなたも子孫もとこしえに幸いを得る。(申命記12:28)
 
150の詩を集めた詩編のトップも、この「幸い」で始まります。
 
いかに幸いなことか
神に逆らう者の計らいに従って歩まず
罪ある者の道にとどまらず
傲慢な者と共に座らず
主の教えを愛し
その教えを昼も夜も口ずさむ人。(詩編1:1-2)
 
それから、マタイによる福音書のいわゆる「山上の説教」の始まりは、幸いのオンパレードでした。
 
心の貧しい人々は、幸いである、
天の国はその人たちのものである。
悲しむ人々は、幸いである、……(マタイ5:3-11)
 
聖書は、幸せのメッセージの塊だ、というコンセプトで、ここから不定期に「幸せのバイブル」というコーナーで、よいニュースをお届けします。どうぞお楽しみに。

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